こんにちは!
のらねこです。
今回は、貯金の最初の目標額についてお伝えをしていきたいと思います。
・いくら貯金があればいいんだろう?
・何を目標に貯めればいいんだろう?
・とりあえず、貯金をしてるけど意味があるのかな?
こういった疑問を抱える人へ貯金の参考として、見て頂ければ幸いです。
目次
早速ですが、結論から書いていきますと・・・
【月の支出の半年~1年分を目安に貯金をしていきましょう!】
以上です。
ありがとうございました!
・・・すみません。
もう少し詳しく解説をしていきますね。
この月の支出の半年~1年分というのが「生活防衛資金」と呼ばれるお金になります。
このお金があることで、万が一働けなくなったり収入が途絶えても、生活自体が破綻しないという生命線になります。
生活レベルにもよりますが、月に20万円生活に必要な人なら、120万〜240万円になります。
言葉にすると簡単ですが、ここで2つ問題があります。
一つ目が、自分が月に”何に” “いくら”を使っているかの支出を把握している人が意外と少ないことです。
二つ目が、どうやって貯金をしていったらいいのかがわからない方が多いということです。
①自分の支出の把握(必要金額の把握)
②目標額に向けた貯金方法
上記の問題点について、一つずつ見ていきましょう。

支出の種類として代表的なものに 家賃、光熱費、通信費、税金、車などの固定費と食費、交際費、趣味などの変動費があります。
このような自分が生きていく上で発生をしている支出を把握することが第一歩となります。
その中でも今回の生活防衛資金については、「ひと月に必要最低限な生活に必要な金額」を基に算出をしていきましょう。
理由として、趣味や交際費等は月によって大きく変動をすることや生活を守る為に必須のお金では無い為です。
主に把握をするのに必要な最低項目は下記の方が多いと思います。
・家賃(住居費)
・光熱費
・通信費
・食費(月のおおよその金額)
※人によって必要項目が変動しますので、あくまで参考となります。
例として、Aさんの場合・・・
家賃:¥70,000、光熱費:¥5,000、通信費:¥5,000、食費:¥30,000
=¥110,000(半年:¥660,000・1年:¥1,320,000)
ここにどうしても必要なお金は発生する方は項目を足して計算をしていってください。
筆者としては、余裕をもって1年分を目標とした方がいいと思います!
まずは、上記のように自分の生活に必要な金額を計算してみることから始めましょう!
支出を把握することで、自分が何にお金をかけていたのか、無駄な出費は無いのかと見直すきっかけになります。
次に具体的にどのようにお金を貯めていくかについて、考えていきましょう。
皆様は、”貯金”を行う際にどのようにして行っていますでしょうか?
・毎月の残った金額の貯金
・金額を決めて一定額の貯金
・なんとなく余裕のある時に貯金
人によって、様々な方法があるかと思いますが今回おすすめしたいのは、「先取貯金」になります。
先取貯金とは・・・収入が入った際に先に貯金分のお金を振り分けること。
給料口座からの天引きで行っている人もいらっしゃいますね。
人は手元にお金があると使ってしまう生き物なので、先に別の口座に分けてしまうことで強制的に貯金をしていくのが、一番やりやすい方法だと思います。
その際に「別の口座」に貯金をすることがポイントとなります。
給料口座と同じ口座で貯金分を残していくといったやり方を行う人もいますが、このやり方はおすすめできません。
口座を分けることで使ってもいいお金、使ってはいけないお金と認識をし、今月足りない分を貯金で補うといった行為を避けることが出来ます。
貯金の方法については、”口座を分けて先取貯金をしていく”という形をとると仮定して、次に具体的な金額について触れてみましょう。
貯金をする金額は、毎月いくらではなく”収入の〇%”を目安にしてみましょう。
ここの%については、収入と支出の関係で変わってきますが、まずは収入の10%を目安にしてみましょう。
月に20万円の手取りがある方は、2万円が目安になりますね。
貯金については、習慣づけをしていく必要があるので無理のない金額から始めていきましょう。
最初からギリギリの金額設定で行ってしまい、継続が出来ないと成果が出にくいので継続の出来る金額がひとつの目安となります。
また、貯金の習慣づけが出来てきたら目標の貯金額に対してどのくらいで達成をしていくかという部分についても意識をしてみるといいかもしれません。
目標額が200万円であれば、5年で貯めるのを目標とすると200÷(5×12)で月に必要な貯金額が算出できます。
(この場合は、月に3.3万円になります)
支出を把握して貯金を進めていくと、節約の意識がついたり無駄な支出に気づきやすくなるので
どんどん良くなっていくと思います。
Googleで検索をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
こちらについては、当ブログよりもきれいにまとめているところが多いので割愛をしますが、1つ見方を伝え出来ればと思います。
「平均額」と「中央値」について、ご存じでしょうか。
よく平均○○○万円と表記を見ますが、こちらが実感と離れていることが多々あります。
理由としては、統計のデータ内にものすごく高いデータが入ると平均も合わせて上昇をする為になります。
平均値の例
・貯金10万円のAさんとBさん、貯金30万円のCさん、貯金50万円のDさん、貯金500万円のFさんがいた場合の平均値は・・・
なんと120万円!
5人中、Fさん以外が平均値に達していないという結果となります。
一方、中央値については、実感に近い数字が出やすくなっております。
上記と同じ例だと下記になります。
中央値の例
・貯金10万円のAさんとBさん、貯金30万円のCさん、貯金50万円のDさん、貯金500万円のFさんがいた場合の中央値は・・・
30万円となります。
(データ内の中央にあたる数字が中央値となります。この場合は10万、10万、30万、50万、500万となるので、30万円となります。)
こちらの数字ですと、現実に近い数字になるのではないでしょうか。
これがわかれば、よくある「平均貯蓄額○○○万円!」などに踊らされず、データを見れるようになります。
ただ、あくまで他人と比べての貯蓄額については筆者はあまり意味がないと感じています。
貯蓄が1000万円あっても月に200万円生活費がかかるのであれば、5か月分の貯金しかないですし、300万円の貯蓄でも月の生活費が15万円であれば、20か月分の生活費となります。
貯金を行うと同時に支出の見直しが非常に大切になってきますね。
今回は、貯金一つの目安について記事にしてみました。
とりあえず、貯金をしなきゃなと思っている人や何か目標の目安が欲しい方などの参考になれば幸いです。
お金については、自分から学んでいかないと知識を得られない分野でもありますので、見てくださる方の役に立てるお金の知識を発信できればと思います。
今回は、このへんで
それじゃあ、またね!